こんにちは!
ゆたうさぎです!
自分の強みを分析するツール、ストレングスファインダーをご存知でしょうか?
これを使うと他の人にない自分だけの強みを知るこどもとができます。
こんな悩みを抱えている人、意外に多いのではないでしょうか?
私も悩んでいた時期がありました。
(今でも悩んで気持ちが沈む事はありますが…)
2年前、自分の勤める会社の昇格試験で不合格通知を受け取りました。
当然のように、合格して来年から給料が上がると思い込んでいました。
そのため、「あれ、なんで?自分の能力足りてない!?」とめちゃめちゃ焦りました。
会社の状況など色々あり、最終的には昇格できたのですが、その時感じた焦りが物凄く、「このままではいけない!」と奮い立ち、自分を変えなくては!と色々試しました。
その時やったことは主に3つです。
私の仕事はソフトウェアエンジニアなのですが、ソフトウェアの知識だけで言えば、一緒に仕事をしているメンバーとそこまで知識量に差があるわけではないと思っていましたし、プログラミングの能力も大きく差はないと思っていました。
そのため、直接仕事に関わる能力というよりは、仕事をする上で大事な「基礎能力」を鍛えた方がいいのでは?と考え、「仕事の仕方や考え方」に関わる自己啓発・自己研鑽関連の情報収集と実践をしてきました。
そしてこれを1年間続けました。
私は必要に迫られた時以外、自主的に本も読まなければ、勉強もしてきませんでした。
ですので、1年経った時には、始める前とは比べ物にならないくらいの知識を得られたと実感しました。
実践もしてきたつもりなので、考え方だけでなく、仕事に対する意識や行動も変わったと思います。
そして、ある時、思いました。
「あれ、思ったほど自分、変わってなくない?」
少しずつ成長していると実感しつつも、1年でたったこれだけ?という焦りも感じました。
自分なりに仕事に向き会おうとして、行動してきたつもりでした。
それまで膨大とも言える(主観ですが…)時間を注ぎ込んだスマホゲームも辞めたし、生活習慣も改善しているし、遊びやラーメンを控えて自己投資にお金を使うようにしてきました。
ラーメンが大好きで、週4〜5で食べていたため、かなりのお金を使っていました笑
確かに気持ちも前向きになった気がするし、「お、今日はいい仕事したな!」と思える瞬間もありました。
でも、「何か根本的に変わっていない」という感覚が残っていました。
周りの人たちが当たり前のようにやってのけることが私にはできない。
あの人は理解や計算が早い、この人は計画を立てるのが上手い、その人はプログラミングのセンスがすごい。
それに比べて自分は…
個人ごとに比べれば、自分が全ての能力において劣っているわけではないのは間違い無いと思います。
ただ、他の人にはキラリと光る良い部分があるのに、私には何もないな…という悩みが消えませんでした。
振り返れば、自己啓発・自己研鑽に特化していたため、仕事の特定の能力を伸ばそうとしていたわけではありません。ですので、仕事の何かで周りと差をつけられるわけがないのはあたり前ですね。
でも、自分は何もないと心の底から感じるのはとても辛かったです。
そんな時に出会ったのがストレングスファインダーでした。
社内研修の一つで、外部講師を呼んでの研修でした。
ストレングスファインダーは本が出ており、買って読んでも、考え方や知識を得ることができます。
しかし、深く理解しようとすると、講師の方に解説してもらった方がいいのかな、と感じます。
本も読みましたが、自分一人で文字だけ読んでもわかりにくいような…
というのが私の率直な感想です。
ですので、外部講師を呼んで、ワークショップ形式で学べたのは私にとってとてもいい経験になりました。
ストレングスファインダーの考え方を聞いた時、私はとてもホッとしたのを覚えています。
他の人と比べて、できない自分をなんとかしなくては!と必死になっていた私にとって、別になんとかしなくてもいいんだよ!という考え方はとても衝撃的でした。
一度きりしかない自分の人生で、自分の時間を使うこと、自分のエネルギーを注ぐことは、自分の命を削ることと同じです。
自分のできないこと、苦手なことに命を削ってもしょうがない。なぜなら、苦手を克服しても、それを得意としている人には決して敵わないからです。
もともと運動が好きではなく、走るの嫌い!という足の遅い人がどれだけ努力しても、もともと運動が好きで、足が早くて、走るのが好き!という人には敵わないのと同じですね。
ではどうするか?
それは、自分の得意なことに命を注ぐことです。
苦手をどう頑張っても、得意には敵わない。それは逆に、自分が得意で、相手が苦手なことは、相手がどれだけ頑張っても自分には敵わないということです。
人には必ず得意、不得意があります。自分とまったく同じ「得意」を持つ人は、この世の中には存在しない(存在する確率はものすごく低い)のだそうです。
得意を伸ばすことに競合はいないからこそ、得意を伸ばすことに自分の命を使うべきなんですね。
ストレングスファインダーでは、自分の強み、弱みを知ることができます。
アンケート形式の設問を答えることで、統計的にどんな強みがあり、弱みがあるのかを知ることができます。
また、そもそも強みと弱みってどんなものが存在するのか?を知ることで、自分だけでなく、自分以外の人を知ることができます。
そうすることで、相手を今まで以上に深く理解し、今後の関係をより良いものにしていくことができます。
私も結果を見て、あー当たってるなーと感じる部分がありましたし、自分でそうだったんだ!という気づきもたくさんありあました。
自分のことなので、なんとなく感じてはいたけれど、それを具体的に言葉で説明してもらえるので、より深く自分を理解できた気がします。
また、相性の悪い相手もわかります。
私の場合、他人に命令しがちな人、自分中心に物事を考えている人は、私にとって相性が悪いそうでうす。
確かに、そういう人と一緒いいて、居心地は良くないなと感じることは多々あります。
そういう人とは、距離を置くのが一つの正解だそうです笑
他人に命令しがちな人、自分中心に物事を考えている人が悪いという訳ではありません。それはその人の個性で、そういうものと受け入れるべきものだそうです。
私の個性もいいとか悪いとかはなく、そういうものと受け入れるべきものだそうです。
相性が悪いのはどうしようもなく、程よく距離を置いて付き合っていくのが、心地よい関係というだけのことです。
そう考えると、人付き合いをするにも気持ちが軽くなったりします。
世の中色々な人がいて、人それぞれの個性があり、それを知ることで、自分を受け入れられるようになる。そして、人を好きになれる。
こういう考え方があるというのを知った時、ほんとに感動しました。
自分は自分のままでいいんだとホッとしました。
他人と比べて悩んでいる人、自分にいいところなんてないと悩んでいる人、もっと自分を知りたい人にストレングスファインダーを知って、一度やってみて欲しいなと思いました!
ただ、ストレングスファインダーは自分を知るためのツールの一つに過ぎません。
自分の強み、弱みを知ることができますが「知った後、じゃあどうする?」というその先のことについては自分で考えていく必要があります。
また、強みや弱みも抽象的に説明されているので、具体的な「自分の説明書」を作るためには、おそらく時間がかかります。
自分がどういう人生を送りたいのか考えて、そのためには自分はどうしたいのかを考えて、そのために取れる行動の選択肢を適切に選択できるようになるための最初の一歩として活用すれば、きっと自分を好きになれる人が出てくるのかなと思います!