こんばんは!
ゆたうさぎです!
先日、友達と「しっかりしている人」について雑談しました。
共通の友人が、ここ10年の間に見違えるほどしっかりした人に成長したという話でした。
私も心から、当時の彼からは考えられないくらい成長したなと感動しています。
ところで、「しっかりしている人」ってどういう人なのでしょう?
なんとなく、頼りがいがあり、仕事もできるイメージですね。
精神的にも大人で安定しているイメージがあります。
でも、よくよく考えてみると、しっかりしている人とはどういう人なのか?と問われると、言葉に詰まります。
何を持ってしっかりしていると言うのでしょうか?
しっかりした人間になるにはどうしたら良いのでしょうか?
今日は、そんなことを書いていこうと思います。
目次
しっかりしている人ってどんな人?
しっかりしている人とは?
しっかりしている人とは、考え方や思想にブレがなく、信用できる人です。
芯の通っている人ともいっていいでしょう。
goo辞書によると「しっかり」とは次のように書いてあります。
しっかり の解説
考えや人柄などが堅実で信用できるさま。
引用:goo辞書
※他にも意味はありますが、今回の趣旨に合致している意味のみ記載しています。
※ちなみに、漢字で書くと「確り」です。
つまり、次のような人は、しっかりした人のイメージとはかけ離れていきそうです。
- 周りの意見に流されてしまう人
- 優柔不断でいつまでも決められない人
- 考えがコロコロ変わる人
私たちの考えるしっかりしている人のイメージと大体合致しているのではないでしょうか?
私たちは、他人の何をみてしっかりしていると判断するのか?
では、私たちは他人の何をみて「しっかりしている」と判断するのでしょうか?
しっかりしている人と思えるどうかを判断するポイントは、安心感があるかどうかです。
相手に安心感を感じてもらうためのポイントは大きく3つだと思います。
- 考え方や思想に一貫性があるか
- 責任感があるか
- 自分に自信を持っているか
考え方や思想に一貫性があるか
自分の考え方や思想を他人に語る場は意外と多いですよね。
そんな中で、次のような人、いますよね。
- 明確な自分の意見を持っている人
- 自分の意思で決断できる人
- 一度決めたことを突き通せる人
このように考えが明確で一貫している人は、周りから見ても考えがわかりやすいので、信頼しやすいです。
逆に、考えがコロコロ変わる人、周りの意見に流されやすい人は、どのような判断をするのか読みにくく、後から考えをひっくり返されるリスクもあります。
そのため、信頼感という意味では、見劣りしてしまいそうですね。
でも、周りの意見に流されやすい人、多いのではないでしょうか?
私もその一人だったりします。
それは、別に悪こととは思いません。周りがよく見えていて(空気を読んで)対応できるのは、集団で行動する上では、強みになるからです。
ただ、自分の意見を突き通さないので、一貫性という観点でブレて見えてしまいがちになるため、しっかりした人認定はされにくくなりそうです。
責任感があるか
責任感があると言うのも、大事なポイントです。
次のような人は責任感という観点から、しっかりしている人とはかけ離れていきそうです。
- よく理解せずに話す人
- 相手によって態度を変える人
- 自分に余裕がない人
理解せずに話す人、よくいますよね。私もその一人だったりします汗
浅い知識で、理解したつもりになっているという方が正しそうです…
情報の信憑性を確認せずに話してしまうのですよね…
こういう人の発言を聞くと「自分の発言に責任を持てるのかな?」と心配になってしまいますね。
そうすると、安心感に欠けてしまいます。なぜなら、情報の正確さを理解していないということは、リスクをいまいち認識していないのではないか?という危うさがあるからです。
自分に自信を持っているか
最後に、自分に自信を持っているかです。
私も自分に自信が持てない人の一人です…
こういう人は、自分の意見や考え方を突き通すことができない傾向があります。
それはそうですよね。自信がないのですから…
これは、自分の周りが求めるものと自分の強みが合致していない場合、特に起きやすいのかなと思っています。
自分の強みが求められなければ、自分が貢献できることもないので、自信なんて生まれないですよね。
ただ、自信があるかどうかは、性格にも大きく左右されます。
なんの根拠もないけど、上手くいくと信じて疑わない、自身に満ち溢れた人が一定数いるもの事実です。
そしてやっぱり、人は自信がある人に安心感を覚えるものです。
そんな世界なので、自分に自信がない人は、例えしっかりしていたとしても、しっかりした人とはかけ離れた人と見られてしまうことがありそうです。
これまで書いたような、一貫性や責任感、自信のあるなしというのは、見る人の主観で大きく見え方が変わります。
あの人から見れば一貫性があると思うけど、この人はそうは思わない、なんてことは当たり前です。
つまり、見る人の価値観というメガネを通して見た時のあなたの中に、話や態度に一貫性があり、行動に責任感があり、自信に満ち溢れているかという観点で、あなたはしっかりした人、そうでない人と判断されるのだと思います。
しっかりした人になるためには?
大人なら、社会人なら、しっかりした人にならないといけない?
私の考えです。
「別にしっかりした人でなくてもいいじゃない!」
私も小さい頃からよく言われました。「もっとしっかりしなさい!」と。
そして、失敗した時、辛くなった時、誰かに迷惑をかけた時「もっとしっかりしなくちゃ!」と思って生きてきました。
でも、今は思うのです。
「人の目を気にしすぎていたな」と。
しっかりしてるかどうかは、周りの人の主観で評価された結果なのです。
絶対的な評価ではないのです。
だからこそ、しっかりした人になることが自分の幸せに不可欠と思うのなら、自分の考えや態度を改めればいいし、必ずしも必要ではないのなら、そのままでもいいのです。
一度きりの人生、そこにエネルギーを注ぐのは効率が良くありません。
しっかりした人でなければ幸せになれないのか?と言われれば、そんなことはないと思います。
しっかりしなさいと言われ、しっかりしなくちゃと思って自分を追い詰めている人、たくさんいると思います。
学生でも、大人でも。
そんな人たちに、しっかりするなんて言葉で苦しまなくていいんだよ。そのままでもいいんだと思ってもらって、気持ちが少しでも軽くなってもらえたらいいなと思います。
これは自分に向けた言葉でもあります笑
しっかりした人になるためには?
別にしっかりした人でなくてもいいじゃない!と書きましたが、そんな自分のことを好きになれないなら、なんとかしたいですよね。
では通したら良いか。私の考えは、
「自分を好きになる」
です!
自分の夢を考えて、夢に向かって、心から楽しいと思えて、自分を好きになって、自分は自分でいいんだと自信を持つ。
これがしっかりした人になる方法だと思います。
自分の気持ちに素直になることで、行動に一貫性が生まれ、心が満たされて余裕が生まれていれば、いい意味で自然と周り気を配ることもでき、責任感も生まれます。心に余裕がないと、自分のことで精一杯になってしまうので、責任を持つ余裕なんて持てないですよね。
このように成長していければ、周りからみても、しっかりした人に映るのではないでしょうか?
まとめ「しっかりした人」とは?
しっかりした人とは、考え方や思想にブレのない、芯の通っている人です。
ただし、しっかりしているとは、周りの主観によって感覚的に評価された結果なので、過度に気にする必要なないと思います。
そのため、無理矢理に頑張って「しっかりした人」になる必要もないと思います。
一方で、自分を好きになり、心が満たされる状態になれれば、自然と自分に自信が持てて、芯のブレない人間になっていくのではないかと思います。
まずは成りたい自分を考えるところからですね。
そうすれば、自然と「しっかりした人」と周りの目に映るようになるのではないでしょうか。